西村ストーリー(創業~今後の展開)

社長インタビュー

創業当時のお話しから今後の展開まで、インタビュー形式でお届けします。
代表取締役 社長 田中孝幸(以下 社長)

経営理念について

〇「感謝と挑戦」
・お客様、仕入先様、会社の仲間、家族に感謝し、未来に向けて挑戦を続ける。

共用する精神について

〇常に感謝と思いやりの心をもつ。
〇感動を大切にする。感動させるには善意×善意である。感動は心にずっと残る。
〇良い言葉を使う。前向きな言葉を使う。
〇仕事とは、善意と情熱とコストが大切である。
〇働き方イメージ「明るく、楽しく、正しく、厳しく」

・お客様の感動を求め、仕事は何事も全力で行う。正しく、規律ある社員教育をする。
また、会社レクリエーションや自分の余暇も全力で楽しみ英気を養うことができる。

ミッションについて

〇地域の為に貢献する地域にとってなくてはならない会社となる。また、お客様より選んでいただける会社となる。また、働きたい会社として選ばれ続けること。
〇エネルギーやカーメンテナンス商品、工業資材を通して、お客様のカーライフや事業を満足していただく為に貢献します。
〇ミッションキーワード:感動

創業当時の話についておきかせください。

社長:弊社は初代の西村榮次郎が明治25年(1892年)に「西村油店」を個人創業したことに始まります。明治の始め頃から創業当時の明治25年頃までは著しく近代化し、激しく移り変わる時代を感じながら朝は暗いうちから起き、荷車に油を積み込み、界隈の得意先様を訪問していました。また、一合、二合の計り売りもしていました。当時に扱っていた油の大部分は植物油であり、大豆油、胡麻油、椿油、榧の実(カヤノミ)油が主たるものだったようです。「刻苦勉励、節約」を旨とし、商売に立ち向かっていたそうです。
その後、明治34年、のちに丸善石油株式会社を設立する松村善蔵が当社へ丁稚奉公として入社しました。そして、植物油よりも石油の方が有望になると考え「砿油部」をつくり、石油の仕事を熱心にやり当社の利益に大いに貢献されたそうです。
戦時中は配給統制の為、石油類は「兵庫県石油配給株式会社」、「石油統制株式会社」、「石油配給公団」の指定配給所として、また、ベンゾール類は「タール製品統制株式会社」の指定配給所として配給に従事していました。

そして、昭和24年の石油配給公団の廃止後は、日本石油株式会社の特約店として石油製品の販売に従事したとのことです。

サービスステーション第一号店について


SS第一号店:三宮SS

社長:アメリカの石油会社(カルテックス)と提携しました。そしてガソリンスタンドをやらないかという話が出たのです。そういういきさつで昭和25年にSSの第一号店を開店しました。

当時のガソリンスタンドは外国人専用です。

ガソリンスタンドといっても、当時の会社には運営のノウハウが全くありませんでしたから、お客様にどう対応すればいいのかまったく分からない状態でのスタートだったのです。

当時カルテックスには応対マニュアルがあり、それを元に教育を受けました。マニュアルには窓の拭き方や、ガソリンの入れ方など、お客様への応対の仕方について全て英語で書いてありました。

 


兵庫SS

マニュアルがここにしかなかったということから、他の特約店のスタッフがよく当社のスタンドへ研修に来たものです。泊り込みで勉強していく熱心なスタッフもいました。そういう意味で三宮店は日本石油本社にも有名なのです。

その当時の洗車サービスと言えば、ひたすらスタッフが鹿革で拭いていました。そこで洗車機を購入したところ、これがまったく使い物にならない(笑)。汚れがまったく落ちなかったのです。
この洗車機はアメリカ製でした。アメリカでは泥がなく、ホコリを落とすことができればそれで十分だったのです。だから湿気の多い日本向きではなかったのですね。

石油事業の次に産業資材事業を始めたキッカケ

社長: 大阪の事務所に商社がよく出入りしていましてね。商社はいろんな情報を持っていますから、「こんな商売どうですか?」という感じではじめました。

最初は缶詰めを箱に詰めるときの緩衝材を売っていたのですが、これが引火性など安全面の問題でダメだということになってやめました。
いろいろやってきて、今は養殖用フロートや工業用トレーの商売に移り変わっています。

タンク事業について

社長:長田でタンク事業をやっていました。その間2回台風に遭いました。2回目の時に保険会社が「保険費用も莫大やから、もう勘弁してくれ。」と言っていました(笑)。テトラポットを設置するなどの台風対策を行ってからは台風による被害は無くなりました。しかし阪神淡路大震災の時は大きな被害を受けました。復旧に多額の費用が必要と言われましたほどです。これは「もう辞めておいたほうがいい」ということなのだろうと思い、手を引いたのです。

Nicors(ニコルス)とは?

社長:「Nishimura Car AND Oil AND Repair Service(ニシムラ カー アンド オイル アンド リペア サービス)の略であり、弊社の車販、レンタカー、リペア(鈑金修理)部門のブランドのことです。(造語です。)

将来に向けて今後の展望をお聞かせください。

〇今まで以上に全社員が視線を同じ方向の未来へ向けて、「未来の為の仕事をする組織」となり、かつ「強い組織」となる。
残すものとやめるもの、新しく取り入れるものを考える。
環境の変化に順応できる会社となる。

〇作成した計画に沿って、目標を達成しようとする行動の意識が高くなってくる。
そして達成した成果を全員で分かち合い、喜びを感じ取るとこにより、新たな目標にチャレンジしようという精神が育まれる風土となる。

〇地域のこと、お客様のこと、社員のこと、社員の家族の幸福を思い、環境と暮らしが豊かになる未来を目指して全力を尽くしていく、感動と思いやりを大切にする会社となる。地域ともに会社も社員も家族も豊かになる。